中古スマホ市場とSIMロック

中古スマホ市場とSIMロック

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SIMロック解除がキャリアの乗り換えや中古スマホ市場の活性化につながることは事実だといえるでしょう。SIMロックが存在した2017年度は約154万台、2019年度は約163 万台の中古スマホが販売されています。2025 年度には販売台数265万台の見込みとの予測もあるほど、中古スマホ市場は成長しているのです。よく現在は「モノよりコト」の時代と言われますが、それを象徴しているのが中古スマホ市場の拡大なのかもしれません。端末という「モノ」よりもそれを使って何をするかという「コト」を優先する消費者が確実に増えているということでしょう。BankMyCellという海外の会社の調査なので、あくまで参考にしかなりませんがAndroidとiOSつまりiPhoneでは以下のような価格の差があります。
新品、つまりまったく未使用のiPhoneの1年後の平均的な買取価格は最初の価格の-16.70%、対するAndroidは-33.62%。
新品のiPhoneの2年後の平均的な買取価格は-35.47%、対するAndroidは-61.50%。
4年後は両者の格差が縮まりますが、新品のiPhoneの平均的な買取価格は-66.43%、対するAndroidは-81.11%となっています。